
気道が狭くなるために起こる発作性の呼吸困難のことです。アレルギーによるものが多いです。中学校を卒業するころには70%の人が症状が軽減します。アレルギーがある場合、アレルゲンテレルギーの原因となる物質であるほこり、ダニ、カビ、ペットの毛などを吸入すると気道の粘膜が敏感に反応し、収縮したり腫れたりして気道が狭くなり発作を起こします。

主症状はゼイゼイという喘鳴をともなう呼吸困難発作で、くりかえし起こります。発作は季節や天候の変わり目、時間帯では夜間に起こることが多く、上体を起こすと楽になり、息を吐くときにつらく感じます。普通は、発作がおさまると、無症状となります。乳幼児は自分から息苫しさを訴えないので、様子をみて発作を見逃さないようにします。発作の程度は、次の3つに分かれます。
小発作
少しゼイゼイいって、軽い陥没呼吸をともなうこともありますが、呼吸困難はなく、会話や食事、睡眠などの生活に支障がない程度です。
中発作
喘鳴がはっきりあらわれ、陥没呼吸をともないます。せきが出て、呼吸困難がみられます。会話や食事がしづらくなり、眠っていても、息苦しさでときどき目が覚めてしまいます。
大発作
強い喘鳴と呼吸困難で会話や食事ができず、苦しくて眠れません。皮膚が紫色になるチアノーゼを起こすこともあります。

症状の重さによって具体的な治療は異なりますが、発作をおさめることと、発作の予防につとめます。発作が起きたら、必要な処置をほどこし、医師に指定された吸入剤や内服薬があれば使用し、おさまらなければ病院へ連れていきます。夜間でも対応してくれる医院をあらかじめ調べておきましょう。また、大発作の場合は、すぐに病院へ連れていきます。病院では、気管支拡張剤、キサンチン誘導体、抗コリン薬などや抗炎症剤(ステロイド薬など)が投与されます。発作の程度や垂症度に応じ、薬の種類や内服、点滴、吸入などが異なります。場合によっては酸素吸入が必要になります。
発作の予防も大切です。発作が多くなるほど、気道粘膜が過敏になって重症化 するからです。まず、アレルゲンがわかっている場合は、それを遠ざけたり減らすなど、日常 生活に気を配ります。
医師の指示により、薬剤治療がおこなわれます。重症度に応じて薬の種類や投与方法が異なりますが、抗アレルギー薬や気管支拡張剤、去痰剤が処方されます。細菌感染が関係しているかぜや気管支炎で起きた場合、抗生物質も使われます。
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